直近1週間でNYダウは右肩上がりに上昇しているにも関わらず、今まで好調に上がっていたナスダックは若干の落ち込みを見せ始めました。
米国高配当株を保有しながらも、コロナショック後の自分の含み損は目も当てられない状況が続いていましたが、この1週間でかなりの回復を見せ始めました。
コロナで世界の仕組みが変わった。
ハイテク株のコロナ後の異常なまでの伸び率とは反面に過去の産物のように扱われ始めていた高配当株との世間の評価には天と地との差が開き始めていました。
高配当株はオワコン。Twitterでもハイテク勢のツイートばかり散見され、高配当勢は肩身が狭いのかツイートは大幅に減少しています。
しかしこの1週間でハイテク関連は下げながらも、NYダウは右肩上がりに上昇。
そして高配当銘柄も若干の回復傾向です。
今回の傾向で、やはり高配当銘柄は下がっている局面においても愚直に積立ていくことで報われることになるのだという事を再認識しました。
米国市場と同様に、日本株でも同じよな状態になりつつあります。
7月から8月にかけて、決算発表が相次ぐ中、業績と株価の動きが反比例する現象が多くみられます。
ハイテク関連の好業績と反比例して、決算発表後に株価が暴落するパターンが頻発しました。
逆に高配当銘柄では業績落ち込み発表に反比例して株価が上がる現象が頻発。
結局ここにきて、コロナ後にハイテクが急上昇し、高配当が全く回復しない大きな溝が、ここにきて漸く埋まってきたようです。
つまりハイテクは思惑や期待で必要以上に上がり続け、高配当は悲観で全く回復しませんでした。
直近の決算発表は当然のごとく好調なハイテクと不調な高配当銘柄ではあります。
しかし本来あるべき現実が開示されたことで、思惑や期待、悲観で今まで広がり続けていた大きな差が、少し縮まって来たということでしょう。
つまり高配当銘柄は、下がった局面に悲観されながらも愚直に積み上げることで報われる銘柄であると言えます。
とはいえ、現状もまだ高配当銘柄は回復しきれずに道半ばといえます。
現状を乗り越えつつ、回復期が訪れた時は、インカムとキャピタル両面での成果を得ることができそうです。
ネオモバで下がった局面に1株ずつ買い増すことが将来の大きな成果に繋がります。